あいつとの契約

「やっと起きた」




和哉は目を開けると一瞬驚いた顔をしていた




「ん? 和哉、どうしたの?」




「な…なんでもない」




和哉はあたしから目をそらした




ん?




「あ、そだ! シチュー!」




あたしはキッチンに向かってシチューを見た




なかを見るといい感じに煮込めていた