「チッ・・・帰る」
真城くんは小さく舌打ちすると、そう呟いて身を翻した。
「ちょっ、待ってよ唯人!!
ね~、一緒に帰ろ?ねっ??」
そう言って、早歩きの真城くんに着いて行くメルちゃん。
「てめ、着いてくんじゃねえ!!」
「そんなに怒んないでよ~う」
「おい、唯人また逃げる気かっ!!!」
ソフィアくんがそう叫んだけど・・・
真城くんとメルちゃんはギャアギャアと言い合いながら角を曲がって行ってしまった・・・。
「くそっ、
俺が恐いからって逃げやがって・・・」
ソフィアくんが呟いたけど…ちょっと違うと思う(苦笑)
っていうか・・・残されたメンツ何なの(泣)
超気まずいんですけど!!!!!!


