「もう、ルキア?
あなた学校で銃使っちゃダメじゃないの。他の人に迷惑がかかっちゃうでしょ?それに、私の弟に何かあったら・・・ルキア、あなたも只じゃおかないわよ?」
扉の向こうから、そんな穏やかな女の人の声が聞こえてくる。
・・・・・・・・・2人いるの??
っていうか、弟って・・・・・・
「なっ・・・お前、
もしかして姉貴も連れてきたのかよ?!」
焦ったようにメルちゃんに言う真城くん。
「だからぁ~、唯人に会いたいって言うんだもん、しょうがないじゃんっ」
さっきと同じようなことを言うメルちゃん。
・・・・・・・・・やっぱり(汗)
この向こうにいるのは・・・・・・真城くんの、お姉さん・・・なんだ・・・。
さっきからなんとなく思っていたことの確信をつかれ、あたしは小さくため息をついた。


