「うるせぇ。俺は唯人を狙ったんだよ。
つーか、お前いつまでたっても
男の趣味悪いよな?俺の方が100倍
いい男だってのに・・・残念な女だな・・・。
お前がもっと趣味が良けりゃ
俺に惚れて・・・ま、付き合ってやっても
よかったんだけどよ・・・いやー残念だぜ」
ペラペラとまくし立てる彼・・・も、日本語はペラペラらしい。
・・・・・・ちょっとバカっぽいけど。
「はぁ??!!
誰が見てもソフィアなんかより
唯人の方がかっこいいっつーの!!
てか、ソフィアに惚れるとかないし」
「なんだよ、本当は惚れてるくせによ!
おい、唯人!!!てめぇ・・・逃げたな。
俺に殺されんのが恐くて逃げたんだろ!!!」
・・・・・・。会ったばっかりだけど、メルちゃんとソフィアくん?は結構似た者同士だと思った。
「は?馬鹿じゃねえの?
逃げるも何も俺はお前なんか
元から相手にしてねえっつーの」
さっきの驚いた表情はどこへやら、
冷めた表情で言う真城くん。
・・・・・・あれ、ソフィアくんは殺し屋じゃないの?
真城くんの敵?
あたし達の教室内は、その3人以外入りこめない空間ができていた・・・。


