―――――数日後・・・・・・。





「ね~、知ってる??
 先輩に超美人の女の人が転入してきたって」




今日もどうにか無事に学校にたどり着き、美咲ちゃんにその話を聞いた。





「あ~、その話なら・・・
 今日隣のクラスにも、中等部にも
 転入生が来るらしいけど・・・・・・・・・」



田崎くんがそう言う。






「え、転入生多くない?」




一応、この隣にいる真城くんも転入生なわけだし・・・。





「・・・真城くん、何か知ってる?」




「・・・知らね。
 つーか興味ねえし」




小さい声で真城くんに聞くと、真城くんはそう言った。



・・・ま、そうだよね。





あたしはそんな小さいことと考えていた・・・。