「じゃあ、行ってくるね!!」



あたしはいつも通り四柳たちに手を振り、家を出た。






・・・なんか昨日のことが夢みたいだなぁ・・・。


本当にあたしの元に殺し屋なんか来たのだろうか・・・




一晩寝て、あたしは昨日感じた危機感を忘れかけていた。






・・・ていうか、まだ信じられないしね。


殺し屋なんて職業があるのかも定かじゃないんだし・・・。





そう思いながら歩いてると―・・・


目の前に、今の嵐の心中の渦中にあった男が目の前に現れた。