あたしが呆れてその後ろ姿を見ていると・・・
真城くんが振り返った。
「・・・じゃ、また明日な。覚悟しとけよ」
「っ・・・」
それだけ言って、真城くんは角を曲がって消えて行った。
"覚悟しとけ"って・・・。
その言葉に呆れながらも・・・
どこか、心臓の鼓動が速いのを感じる。
―――――それはきっと、
顔がかっこいいからであって・・・
さっき殺されそうになってたからであって・・・。
きっと、そうなんだよね・・・?
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