「ちょっ、待って・・・真城くんっ・・・!」
「・・・俺はお前みたいな・・・
なんの取り柄もねえただの金持ちが嫌いなんだよ。」
んなっ!!!超失礼なんですけど!
「・・・じゃあ、アメリカに帰ってください」
後ずさりしながらあたしはそう言う。
無論、真城くんもあたしの方に近づいてきているから差は開いてないのだが。
「・・・帰るのは、お前を殺してからだ」
そう言って、手榴弾を持つ手の力を強めた。
「――――ひっ」
やばい、本気で殺られるっ・・・!!!!
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