「・・・な、なんで真城くんもなのよっ・・・」




ゲーセンに向かう途中あたしは、小さい声で愛菜に言う。






「え~?だってさぁ、
 真城くんって絶対愛菜のこと好きだよねっ」




「・・・・・・・・・は??????」




「だって、朝見ちゃったよ~?
 なんか楽しそうに話してたじゃんっ♪
 それに、さっきだって莉桜のこと 
 連れてくし!!告白しようとしてたんだよ
 きっと!!それに2人美男美女でお似合いだし」




「・・・・・・・・・・・・ι」




なんか・・・超勘違いされてるんだけど・・・。





「だから、これからあたし達6人は
 真城くんと莉桜のこと全力で応援するから!!」




「えーーーーーーっ??!!
 いいっっ!!余計なお世話だしっ」





あたしは必死に否定するけど、聞き入れてはもらえなかった。




あぁ・・・あたし、死ぬ日も近いかも・・・。