図書室で会いましょう







「…好き」




「……えっ?」




「好きなんだ、実久の事」



やっべー!!!!
心の中の声が出ちゃってる!!!!!




「待って!冗談でしょ…?」



実久は信じられない様子。




「じゃあ…………」




俺は、そう言って実久の腕を引っ張り自分の方へ引き寄せた。



そして




キスをした。
軽く触れるだけのキスを。





ベシッ――



鋭い音と共に頬に痛みを感じた。



実久に頬を叩かれたのだ。
まぁいわゆるビンタです…