聞こえないフリをしているのか、すくっと立ち上がった兄は私の寝室へと足を運ぶ。
「ちょっ!準備するから勝手にあさくらないでよ!」
「さっさとしろよ?」
クローゼットからボストンバックを取り出し、ハンガーに掛けてある服を次々と放り込む兄から横取るように奪った。
長男だからか、それとも両親が甘やかして育て過ぎたのか、兄は本当に偉そうではっきり言えば自己中男。
会社では、なるべく人を寄せ付けないようにとおとなしくしてるみたいだけど、そのストレスを妹弟にぶちまけないで欲しい。
「あのさ、思うんだけど……ここは我慢してお姉ちゃんに頼めば?」
「嫌に決まってんだろ……。アイツに近付くと脳がヤられる。」
「だから!そこを我慢して、そのストーカーと同じ系統のお姉ちゃんに頼んだらいいと思うの。」
「口より手を動かせ。」
ここまで自分勝手だと、怒りを通り越して呆れてしまう。
「ちょっ!準備するから勝手にあさくらないでよ!」
「さっさとしろよ?」
クローゼットからボストンバックを取り出し、ハンガーに掛けてある服を次々と放り込む兄から横取るように奪った。
長男だからか、それとも両親が甘やかして育て過ぎたのか、兄は本当に偉そうではっきり言えば自己中男。
会社では、なるべく人を寄せ付けないようにとおとなしくしてるみたいだけど、そのストレスを妹弟にぶちまけないで欲しい。
「あのさ、思うんだけど……ここは我慢してお姉ちゃんに頼めば?」
「嫌に決まってんだろ……。アイツに近付くと脳がヤられる。」
「だから!そこを我慢して、そのストーカーと同じ系統のお姉ちゃんに頼んだらいいと思うの。」
「口より手を動かせ。」
ここまで自分勝手だと、怒りを通り越して呆れてしまう。

