ずっと怖い怖いと思っていたクセに、なぜだか不思議と可愛く見えてくる。 望未って呼ばれたアノ日の夜には、きっと心に巣食っていたのかもしれないけど。 どこまでも鈍感さが冴えわたる私は、気づいていなかったのだろう。 ダメンズ釣果だった私の、これが“本当の恋のマジック”でしょうか…? もうその腕を離さないように、ギューッと強く掴まってマンションへと入って行った。