空いた口が塞がらず、2人を交互に見ては口をパクパクさせる有り様の私。 「ハハ、金魚みたい」 やはり身勝手男さ加減は、どこでも健在のようで。アルマーニのスーツが彼の余裕ぶりを表すから。 ホントは祐くんに会えて嬉しい、と少しは思ったのに悔しくなる。 「う…、あ、ありがとーございまぁす…」 しかし店頭に立っている以上、これ以上の失態は犯せないぞと言い聞かせる私。 「その顔、可愛くない」 「・・・」 いやいや、可愛くないのはとっくの昔に気づいていますから!