ピシャリと遮断して去った、尭くんの態度こそ何なのよ? 時間ないとあしらうくらいなら、ワザワザ伝えに来ないで欲しい。 あんなに冷たい視線を向けられて、ハッキリ言って朝からかなりのショックを受けた。 チクチクと痛む心が情けなくて、キュッと唇を噛みしめて出て行こうとすれば。 「おはよ。朝から大変ね」 「…泉さん、おはようございます」 「なんて顔してんの。気にするだけオシマイだって」 柚ちゃんの言っていた、“変わらない人”のさり気ない優しさがジンと沁み渡るようだ。