**秘密時間**


「もう直ぐ着く」



そうメールした。



電話も出来ない位に震えているから…



「昨日の部屋で待ってるよ」



すぐに返信が来る。



ビルに着き、エレベーターに乗り目指すは3階。



京介が待つ部屋に近づいて行く…



ドアの前に立った時、あたしの緊張はピークを迎えていた。



深呼吸して落ち着かせる。