「またあってくれる?」



「もちろんさ…キミがそれを望なら」



そしてあたし達はまた口づけを交わした。



やっぱりこの人が欲しい…



例え辛い恋になっても構わない!



2人でいる時だけはきっと幸せなはずだから…



割り切る覚悟を決めたあたしは、エレベーターに乗り込んだ。



「じゃまたな、絶対連絡するから」



「うん…またね?」



小さく手を振ると、エレベーターの扉が閉まった。