幼なじみの銀髪男。【完】

ケラケラと笑っていると、
どっからか視線を感じた。


眉間にシワを寄せて、
じっとこっちを見ているライが居た。




ゲゲッw(゜o゜)w
なんかご機嫌斜め。。
どーして?



なるべくご機嫌を損ねないようにニコニコしてライに近づいた。



「あ、ライやっっ来た~」

「ッチッ…面白くね~」



は?何が??
てゅかてゅか舌打ちかよっ


ドカドカと乱暴に歩き、
どっかへ行ってしまった。



「なんなの?あれ~!
ライのバーカ~」 


ライの態度にムカついて
教室中に私の声が響いた。




「希美ちゃん…落ち着いて?笑っ」



「あ…ごめんごめん。つい」



「あ、希美ちゃん今日も放課後一緒に帰らない?」



「うん。」


あんなライなんて知らないもーん。