幼なじみの銀髪男。【完】

ここ最近のモヤモヤとイライラの原因が解るのにはそう遅くは無かった。






それから数日。。

俺はノンとろくに会話をしてない。
まぁ溜まり場に来たときは話すけど、目が会わせられない上にドキドキしやがる。



何なんだ俺は病気か…?

な訳ねーか。


そんな事を思いながら、
今日も学校へ向かった。



今日は大分遅ぇな…。



着いた頃には昼休みだった。




教室に着くと、


あれは誰だ??
つか何で2人きりなんだ。


ノンは誰だかわかんねぇ男と楽しそうに弁当を食っていた。



そんなノンの姿を見ると、妙にイライラして胸が苦しくなった。



何なんだ?



「あ、ライ~やっと来た。」


俺に気づいたノンはニコニコしてやって来た。



「ッチ…面白くねぇ。」


俺はそんなノンに素直になれず、イライラしながら屋上へ向かった。




あ゛~つまんねぇ。

ノンはあんまり男と話すのが苦手なタイプだ。


孝や葵や他の奴等でさえ
2人きりで話す何て無かった。



俺意外にあんな笑顔見せてんぢゃねぇ…





って俺、妬いてる?

そんなんぢゃねぇ…




「あ゛~意味わかんねー」


俺はイライラをドアにぶつけて屋上に着いた。