幼なじみの銀髪男。【完】

「俺が乱闘起こしたから。」



「乱闘って…」


「そ、学園祭って他の学校の奴等とかいろいろ来るだろ?だから、この馬鹿はそこで喧嘩して勝てば一気に潰せて、自分がいちばんになるって考えた訳…。」



「お陰で学園祭は中止。
ま、それで一気に來輝は有名になったんだよ。
で、丸高の頭はその時点で來輝になったの。」




「へえ~。ま、ライなら考えそう。
まさか今年も喧嘩するの?」





「しねえよ。喧嘩売られても学校ではしねえ。
ノンと初めて学園祭出るからなっ」



「へ……?」



「來輝案外楽しみにしてんぢゃん…笑っ」



ライから思ってもない言葉が出たからびっくりした。