幼なじみの銀髪男。【完】

ライがあのライが不良少年。
しかも有名だって?


転校早々衝撃事実だよ。


しかも隣の席だし…。


「希美と來輝知り合いだったの?」



目をぱちくりさせた、京華がいちばんびっくりしてた。




「私、小3までこっちにいてライとは幼稚園、小学校
そんでもって家が隣の幼馴染みなの。」



「そうだったのぉ??
でも希美気づいてなかったよね笑っ」




「だって銀髪頭だし、不良になってるなんて想像つかないよ。」



「うるせぇよ。人は変わんだよ。」



目を合わせず、まだご機嫌斜めなライ。


なんか感じわるーい。



人はこうも変わるんだね。



そんな訳で、私とライはまた出逢ったんだ。