「なんで？」
あゆが聞くと、南が続けた

「今日の朝、あゆが来る前、みんなにすごい聞かれてて、彼・・・『俺はそんな単純な理由であゆがあんな風にいってたとは思わない。そもそも俺とあいつの問題なんだから、もう何もいうな、聞くな。もちろん、あゆにもな』って。だから誰も何もいってこなし、聞いてこないでしょ？きっとあゆのためにやったんだよ！」

南はよほどあゆと春樹が付き合ってほしいのか、うれしそうにいった