桜龍紅桜 ~最強総長~


「ユウ、止めなくていいのか?」

「そうだよ、少しかわいそうになってきた・・・」


きゃー!ウミやさしい!そしてかわいい!!

「いや、俺は何事も無ければあのままでいいと思うんだけどな。そろそろ来るんじゃないか?」

「う~ん。それもそうだ」

止めに行こうとした時だった突然king dom
の扉が開いた。

「オイ、オイ。下っ端くん達が下でオドオドしてたぞ?なんでだ?」

「いやいや、いちいち分かり切ってる事聞くなよ。」

「いいじゃん、けちー友華のケチー」

「うざい!キモイ!」

「義兄様と言いなさい」

「うざい、言いにくい!リョウはリョウ」

「はいハイ、でなんで星夜キレてんの?ここ入ってきた瞬間ちょっとビビったわ~」

「嘘つくな。どうせ、懐かしいとか思ってただけでしょ。」

「確かにそうだけど。で、今度は誰が何したんだ?」

「あそこの二人が騒いで寝不足の星夜起しちゃったの。クス」

「ああ、だからか、ただでさえ寝起きが悪いのになぁ。バカだなあの二人」

「うん、馬鹿だねェ」