桜龍紅桜 ~最強総長~


「なんやその反応・・・。てか、そっちの副総長はおらんの?」

「・・・」

「・・・死ね・・・ボソ」

「・・・」

沈黙が続く。

その時だった総長の部屋の扉が開いてセイが出てきた。

「ねェ、さっきから煩いんだけど、やけに煩い、関西弁とシロの声ばかり聞こえるダケド
俺、疲れてるって言ったよね?眠たいって言ったよね?普通誰かが寝てたら静かにするよね?」

あ~あ、セイがキレたな。

寝起きはただでさえ機嫌が悪いのに、
あんまり寝てないせいで殺気がすごい事になってる

「それとも何?あんたら、そんな常識も持ち合わせてないの?それともわざと?」

完全にみんなストップしてるな~。

「いえ、決してわざとではございませ、せン。」

怖すぎてなのか、声が裏返っちゃってるよ~シロ

一也は何が何だか分からない顔してオドオドしてるし。

まあ、面白いからしばらく観察でもしてよう。

星夜の怒った顔もかわいい!

(究極のブラコンだね・・・by.火燐)

(かわいいんだから仕方ない!by.友華)

「ねェ、お前等人の眠り妨げてただで済むとおもってねェよな?」

「め、滅相もございません!」

だから、どこの時代の人だよお前は!

「・・・・」

「クッ・・・」

「クス・・・・」

あ~あ笑ったのがばれればお前らも仲間入りだぞ?

楽しく見学してるとウミたちがよってきた。