桜龍紅桜 ~最強総長~

そして、そんな感動の再会が終わってジュンナが私に抱きついてきた。

「友華~ありがとう!!ホント今まで心配かけてごめん。」

「そんな事ないよ、わたしも心配かけてるし。」

「そ、だね。後は友華の問題が解ければ十分。」

「・・・。そ・・・だね。」

いきなりショゲタ私を見てジュンナがワタワタしだした。

「ごめん、ごめん。まさか、そんなにしょげるとは思わなかった。」

「いいよべつに気にしてないから。」

「う~、うそついたら許さないよ?」

ごめん半分嘘でも、気付いてるよね。さすがに・・・。


「姉貴でも、ユウ傷つけたら許せないから。」


「こら!亮介!ジュンナは悪くないから怒らない。」


「ちっ。分かった。でも、姉貴気をつけろよ?」


「わかってる。」


「ユウねぇ、元気出してな。」

「ありがと。3人とも」


ジュンナ・亮介・健介そんなに私に気を使わなくていいから・・・。


「あれ?そういや、カイとウミは?ジュンナと一緒に来たんだよね?」


「あ~。あの二人なら下の奴らにつかまってる。」

「さっさと逃げればいいのにな。」

扉の方から声が聞こえてみると駿が立っていた。


「あの二人の人気に嫉妬して変なこと言わない!駿も面倒見てるじゃん。」


「気に入った奴だけな。」


「そんなこと言ってるからみんな駿に話しかけないんじゃないの?」


「まぁ、それもあるだろうな。」


「隆てめーまで、何言ってやがる。」

「本当の事言ってつだけだ。」

「駿なんか今日ウザキャラだな」

「シロほどではないけどね。」

「何で俺!!?」

「なー、友華ここに用があるんじゃなかったか?」

「うーん。自己紹介、的な事させようかと思ってね。あと、「面白いからだとさ。」

「レン人のセリフ取らないでよ。まぁ、そんなとこだけど全員揃わないと始めらんないしさ~。」