桜龍紅桜 ~最強総長~

「いや、何も言ってません。
 そして、殺気を出すのをやめてください。」

軽く、片言で話しだすレン・・・、こっちがやめてほしい。

もう吹き出しそう。


「わかった、うん、分かったからもうその話し方やめて?」


「YES!分かった!」

「てか、早く次いこーや。」


「次は、駿か・・・。疲れるなぁ。」


私は1人ぶつぶつ呟きながら、駿の部屋に入った。

私の後に雷神メンバーが続く、レン・シロ・隆はドアの外に・・・。


「駿・・・、起きろ。」


「んだテメェぶっ殺されてぇか。」


「駿?さっさと起きようね?ウザイから、マジで・・・」


「んだよ。俺疲れてんだって。」

布団にもぐったまま私の方を見ようとしない駿に私は・・・

ちょっぴり殺気を出して・・・


「駿テメェ、俺になんて口聞いてんだ?ぶっ飛ばすぞ!」


兄貴の声を真似て言った。


すると・・・・・



「すみません!!!雄輝さんだと知らずに・・・ってアレ?雄輝さんは?

友華がいるし、って事は・・・ああああ嗚ぁぁぁぁ亞亜あ!!まただまされた!!!

マジ最悪・・・、これで何度めだろう。友華ひでぇよ・・・(涙)」


目をうるうるさせるなー!かわいいじゃねぇか!!


「駿がさっさと起きないのが悪い。」


「うぅ・・・ごめん、気をつけます。」


「それでよし!じゃ私たちkingdomnimに戻ってるから、着替えが終わったら来いよ?

それと、今日ジュン兄来るかもしれないから。」


「マジで!?はぁ・・・俺あの人尊敬してるけど苦手なんだよなぁ・・・」


「何で優しいじゃん。」


「お前にだけな。」