桜龍紅桜 ~最強総長~

(ここから、名前は表示しません。by.火燐)

「何でそんな驚いてんの?」

「だって、俺らあんな隆見たの始めてなんだよ。」

「そうだったけ?いつもあんな感じだよ?寝起きはね。」


知らなかったんだ・・・。いつも一緒にいたのに何で?
ま、いっか。


「それと、そこの三人。あんまりがっかりしないでよ。
乱暴に起こすのは、シロだけで十分なんだから。」


「あと、克の奴も面白いよな。いじめるの」


「そう言えば、克に連絡取って無い・・・。やばいかなぁ。」


「大丈夫だろ。克だし」


「そうそう、喧嘩は強いけど``バカ``だし。」

「うんうん。大丈夫大丈夫。あいつ‘‘バカ’’だから」


「いや、あいつが‘‘バカ’’なのは分かってるけど、いろいろ心配かけたからな・・・
と思ったんだけど・・・。別にいいか」


克は、良い奴だけど、少し心配だな・・・。


「だれや?その克とかいう奴。」


「そのうち紹介するよ。まあ、一也は喧嘩を売らないようにね?」


「なんでや?」


「そんなの、負けるからに決まってるだろ?」


レンがはっきり言う。


「なんやて!?誰やそいつ。」


「桜龍紅桜。の傘下の中で最も実力のある龍神の総長だ。」


着替え終わった、隆が部屋から出てきた。
もう、いつもどうりのクールな隆だ。

「でも、まだ負けるとは決まってないやろ?」

「負けるだろ。俺たちですら勝てるかわからないんだからさ。」

「それは、お前らが弱いだけとちゃうか?」

「少なくとも、幹部は全員強さだけなら総長になれるよ?後は性格の問題?」

「マジか!!ならいつかタイマン張ろうや。」

「いやだ、無駄な争いは好きじゃない。」

「そーそー、だいたいそんなことしたら友華にボコされるぜ?」

「なにか、言った?レン。」