桜龍紅桜 ~最強総長~

雷也sid


敦「雷也・・・。今はそっとしてやってくれ・・・、俺だって・・・追いかけたい、
亮介も健亮も追いかけたいさ・・・。ただ、あいつにそんな事をしてはいけない。
そんなことをしたら・・・あいつは・・・。あいつは!!」

何が言いたいんだ?

亮「ユウは再び壊れてしまう・・・。狂ってしまう・・・。
そうなったら、もう雄輝さんでも元に戻せないかもしれない・・・。」

健「雷也だって、見たら絶望する・・・。俺はあんなユウねぇ見たくない。
見ている事しか出来ない自分なんて殺してしまいたい・・・。」

黒「どう言うことだ。説明してくれ。」

敦「お前は、覚悟が出来るか?いや。誓う事が出来るか?」

亮「あいつが、狂ったのを見て恐れなかった奴はいねぇ・・・。
正直俺たちだって怖かったさ・・・。雄輝さんだって、少しビビッてた・・・。
皆、あいつの前から去ろうとした・・・、けど紅桜メンバー達は違った・・・。
総長は必ず帰ってくる!帰ってこなかったら、引きずってでも連れ戻す!そう
張り切っていた。」

健「ユウねぇが、狂っていた時・・・、無差別に人を殴ろうとした・・・。
特に、刃物や武器を持ってる相手は殺そうとしてた・・・・。
でも、それを止めていたのは、慎さんだった・・・。慎さんだけが、
ユウねぇを止めれた・・・。慎さんは響を殺した族のトップだった・・・。」

黒「なんだよそれ!あいつ裏切られたのか?」

敦「違う、慎は誰よりも優しかった・・・。ケンカを売ってきた族、つぶした族の
話合える奴等は、仲間にした。そのせいで、族内で争いが起きた。」

ナんだよそれ・・・、それと何が友華と関係してんだよ!

ちょっとまて・・・、俺なんでこんなに今日会ったばっかりの奴の事で
熱くなってんだ?

(に~ぶ~い~。本気の恋愛はした事無い雷也です☆カワイイ by火)

敦「雷也そうあせるな・・・。そして、そいつ等が紅桜に手を出した理由は、
・・・・・・・・・・、

慎が誰よりも、響と友華の事を信頼し、そして・・・・、響と同じぐらい、
友華を愛していた。だから慎は、自分を裏切った事よりも、響を殺し、
友華を深く傷つけた事に怒った・・・。」