「別によくないよ・・・。今は落ち着いてて
いい家族かもしれないけど、昔はやばっかったよ?」

昔、父は族のことばかりで、あまり家にいなかった。
母は、その不満や、心配が合わさってストレスがたまっていた。
それで、私たちにあたるようになっていった・・・。
でも、それを兄が必死に相談にのって、だんだん落ち着いてきた。
私にそうした時も一緒だった。

黒「よかったな。良い兄貴がいて。」

雷也はやさしく微笑んでいた。
あれ?

「私、兄貴の話したっけ?」

黒「若干、兄貴ありがとう。って聞こえた。」

「うん。そっか、よかったホントに兄貴がいて。
居なかったら、多分雷也たちに会えなかっただろうから・・・・。」

その続きは言わなかった(死にたい)とは、思わない。
響が命をかけて護った命だ、大切にしたい。

黒「たまり場入るぞ。」

「分かってるって!いちいち言うな。」

そう口論しながら、雷也と中に入っていくと・・・。

『『総長!!』』

と叫ぶ下っ端共・・・。

あ~もう!どこもこんなんかよ・・・。

「・・・ウルセエ・・・。」

黒「お前も、一応総長なんだから、なれてんだろ?」

「慣れてても、慣れてなくても、うるせーもんは、
うるせーんだよ。」

それに、紅桜はそんな奴あんまりいねーし。
ほとんど知り合いか、私が来いって誘った奴ばっかだし?

黒「まぁ。仕方ねぇか。」

その時、向こうからこえが・・・。

?「あれ?なんでユウがここいんだ?まっでも!そんなの関係ねぇって事で
好例の・・・。」

ガバ!

「亮~!相変わらずかわいいいなぁ~お前は♪
あれ?健は?」

いつも一緒に抱きついてくるのに・・・。

亮「あいつは、トイレ行ってる~」

あ~、完璧甘えたさんモードに・・・、いいけど。