黒「家まで送ってく。家どこだ。」

「マジで?ありがと」

黒「待ってるから早くしろ。」

「いいよ~、倉庫まで送ってくれなくても。
場所は、分かるし、足は愛車で!最近乗って無いんだよね♪」

黒「いや、お前のテクニック見てみたいし、一緒に行くだろ?」

「じゃあ、待っててすぐ着替えてくるから。」

私は、家に上がって、バタバタと着替えた。

「お待たせ」

私の格好は、ショートパンツに襟付きシャツ、ブーツと言う
格好だった。

黒「お前、いつもそんな格好してるのか?」

「ううん。違うよ~これは、あっちゃんに会うときの格好。」

黒「いちいち、変えんのかよ。でもなんでだ?」

「それは、あっちゃんが、会うと必ずっ抱きつこうとするから。」

黒「お前も大変だな」

あー。哀れみの目を・・・、向けるな!!

「なんで?別に抱きつかれるのも、抱きつくのも嫌いじゃないよ?
かわいかったら良い!抱きつかれても!」

黒「だから、一也に抱きつかれそうになったとき避けて、頭なでてたのか」

「あ~、一也は犬感覚だから?
でも、さすがに、あっちゃんや、兄貴やてっちゃんはお断り!
てっちゃんは、しないけど私から抱きつく事が多々ある。」

黒「プ、クハハ。ヤベ、笑いが止まらねぇ。
ほら、もう行くぞ?」

びっくりしたー。

「ふーん、雷也でもそんな顔するんだ~。超びっくり!?」

黒「お前な・・・、いったい、俺をなんだと思ってんだ?」

あはは~

「う~ん?表情がなくてツマンナイやつ~とか、イラつくとか
思ったけど、しゃべるとなかなか良い奴だし?結構おもしろい
から、取り消しとく~笑」

ちょっと、違う気もするけど。

黒「お前な(怒)」

あはは~怒ってる、おもしろーい!

「怒ってる~、けど、私にとっては面白い!」

とか言ってるうちに、雷神についてるし♪

黒「お前、運転うますぎねぇーか?」

「そりゃそーでしょ!私は、赤ちゃんのときから、
バイク乗ってんだし?」

マジです♪親父が世話してたんで、3歳ぐらいの時には
ケンカまで教えられました♪

黒「いいな。お前んちって・・・。」