あれからどれぐらいの日にちが過ぎただろうか。 ユミは暗く人気の無い部屋で 月明かりに照らされ 天井を見つめる。 流す涙も枯れー 家には父さえ居なくなった。 もう、このまま朽ち果ててしまえばいい。 そうすれば母と逢える。 ユミの中の時計は あの日から 動かずにいる。 早く この世界から 消えて無くなってしまえばいいんだ、、。