オオカミ達と甘い時間






光汰君を見つめ





「…ホントに?」




「うん!」




「ホントのホントに?」



「うん!」




あたしの集中視線にビクともしない。




…なら大丈夫だよね



ここまで言うんだし。




あの笑顔怪しいけど…




あたしはため息をつき、立ちあがって体温計を渡した。





「それじゃ、ソファー座って計っててね」




「はーい」




あたしはその間も、資料の整理。