ふぅ、とため息をつき。 あたしは姿勢を真っ直ぐにして、無理矢理光汰君を振り落とした。 「ったあ~…」 バン、と大きな音を立てて落ちた光汰君。 「イテテ」 と言いながら立ちあがる。 埃をたたきながら 「センセーいきなり何してんのさっ!」 光汰君は、少々涙声を含みながらそう言った。 …確かにかわいそうだけど、ね? あたしは今日1日でどれだけ嫌な目にあったかと思うと… 光汰君の言葉をスルーし、続きを呼んだ。