オオカミ達と甘い時間






「誰のことかって聞いてるよ?…高校生」





「はっ!?!?」





い、今なんて…!?




あたしは一旦声の主に近づき、カーテンを握った。




開けようかと迷ったけど、どうにか抑えられた。





「だからさ、先生。あんた高校生だろ?」





冷酷に、淡々とした声が怖く感じて。




「…っ」






…何も、言えなかった





いや、何も言わないほうがいいんだ。




あたしはそう思って、黙って保健室を後にした。