保健室の白いドアを開けると、そこには保健室独特の薬品の匂いがした。 新しく出来た…ばっかりだよね? 何でこんなに優しい匂いがするんだろう。 あたしを包むような、匂い。 心がふわぁってなって飛んでいきそう。 ずっとこのままだといいな… あたしはふと、ベットへ目をやった。 「!?!?」