あたしは、笑ってないし。 「俺の事見てドキドキした?」 「そ、そんなことは…」 棚から薬品をとりだし、その場で立ち尽くしてしまう。 凌君の真っ直ぐな目で見つめられると、 動けなくて。 「違うってばっ!」 「へー。ホントに?この俺を見て??」 「この、って…」 どんだけ俺様なんだよっ! 自分の事かっこいいとか毎日鏡眺めてんのか!? …まあ、この顔ならいつまでも眺めていられるだろうね。