「眠い?」

「ううんっ汗 全然!」

とか強がってるけどちょっと
眠い~・・

そんなあたしを見透かしたように、
愁が飛んでもないことを言ってくる。

「目、覚まさしてやろうか?笑」

「ん…?」

ちゅっ…くちゅ…


「っ…ん// はぁっ…」

とろけちゃいそうなちゅーをしてくる愁。

電気を消し、
押し倒されて荒い息が暗闇のなかに
そっと響く。


そしてあたしは眠れることがなく、
目を閉じれたのは明け方だった。