「えっ!!!先生?なんで先生?!」 案の定驚いているハル。 あたふたとその場で慌てるハルは、俺の存在には気付いていないのだろうか。 「ハル、俺もいるんだけど…」 全然眼中にないようでなんかムカついた。 俺の言い方が怒ったように聞こえたのか、また慌てるハル。 「そうだよね!私のためにタカヤ来てくれたのに…… ごめんね。本当に」 「いや、別にいいけど…」 俺のせいで、こんなに謝らせてしまって申し訳なかった。 なんでこんなモヤモヤしてんだろ、俺。