俺の彼女。2





そんな時だった。




「やっほ~」



ビクッ



いきなり後ろから、それも耳元で声がして、声が出ないくらい驚いてしまった。


振り返るとすぐ近くに壱生がいた。


「はぁ〜びっくりしたぁ~」


心拍数やべぇ……。



「ははっ!めっちゃびっくりしてんな!わりぃわりぃ」



笑いながら謝る壱生に一瞬殺意を覚えた。


「笑いことじゃねぇよ。

まじでビビったっつぅの!」