桜の葉

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「オレは、ねぇちゃんより年下だし、まだまだガキだし、頼りないけど。」



葉は、見たことがないくらい真剣な顔。



「でも、オレは、ねぇちゃんとずっと一緒に居たいし、オレだけのモノにしたいんだ。」



「……ねぇちゃんのままで居て欲しいって…気持ちも……あるんだけどねッ☆

でも。
それじゃあ、いつか朔良ねぇちゃんは、他の奴に持っていかれちゃう。」





また、ファッと桜の花弁が舞った。
ドキドキする…。





「だから、ねぇちゃん。オレを、『弟』じゃなくて、ちゃんと見て。

…倉石なんかに、負けないから。
光兄ちゃんより、良い男になるから。





絶対に、ねぇちゃんを守れる男になるから。」




いつの間にか、同じ高さの視線になってた。

こんな真面目な顔して。

女の子に、プレゼントなんかしちゃうようになったんだね。





「ねぇちゃんが必要なくなった訳じゃないよ。」



葉は、アタシの両手に触れて。




「今でも、これからも、オレには、朔良ねぇちゃんが必要なんだ。」



葉は、キュッと、アタシの手を握る。



「朔良が、大好きだよ!」





葉は、最高の笑顔を……
アタシにくれた。