桜の葉

………なのに。

起きたらベッドの上なんてッッッ!
冗談じゃないよッ!!!





オレが、中々目を開けられないで居ると。

ねぇちゃんが出て行った後の、静かな病室に…低い声が響いた。




「……起きてるだろ?」




朔良ねぇちゃんと話してた時とは全然違う…低い声。

オレは、バッと起き上がって……


倉石を睨みつけた。




一瞬、沈黙が病室を支配する。
だけど、直ぐに、倉石が口を開いた。




「……オマエ、アイツらとは縁を切れよ。」

「ッッッ!!」



倉石は、オレが後悔してるコトを知ってるみたいに、ズバッとそう言い放った。

図星を指されて、オレは返す言葉が見付からなかった。



倉石は、朔良ねぇちゃんの前では一度も見せたコトなさそうな目で、オレを睨む。




「オマエのせいで、また朔良を危険な目に遭わせるな。」





ッッッ!!

「解ってるよッ!お前なんかに言われなくたって!!」




「朔良を泣かせるな。」




倉石の一言一言が、オレの胸にグサグサ刺さる。

言ってるコトは、間違ってない。

けど。




何かムカツクッッッ!!




「朔良は、オレが守るけどね。」



ッッッ!!!