智美と仲良くなって
2人でF組の席をさがした。

なんとクラスが
一緒だったんだあ!
友達いなくて寂しかったから智美と同じクラスで嬉しい!

それにしても体育館に入ってからたくさんの視線を感じる…。
なんでだろお??


「ねぇ智美?さっきからみんなに見られてない?」


「そりゃーね?」


「???」

なんなんだろ?
智美は知っているみたいだけど全く分からない。


――桃が自分の心の中で考えているあいだ周りは――

「何あの2人!ちょー可愛いし美人だぜ///」


「ヤバいまぢタイプ!
惚れるかもっ///」


そんなこと囁かれてるなんて鈍感な桃は気づくはずもない。

桃の横で智美は面白そうに周りと桃を見ていた。