その子をジッと見ていたら、真っ赤になりながら話しかけてきた。


…………?
どうしたんだろ?
暑いのかなぁ……。


「桜井さん、ちょっといいかな///?」


「うん?別に大丈夫だよ。」


いつしかみんな帰ってしまって2人しか残っていなかった。


「あっあのさ!俺、遠藤達也って言うんだけど…//ぁの…ひっ一目惚れしました!もしよかったら付き合ってくれない…かな?」

うわぁ告白!?
びっくりしたあ///


「えっ!?あっあの//…えと…遠藤くん?ごめんなあさい。初めて知り合った人だし…ぇと、、」


うまく言えない…
チラッと遠藤くんをみたら悲しそうな顔をしていた。そんな顔にさせたのはあたしだと考えると涙がでてきた。


「…桜井さん?もしかして泣いてるの?」


「……ぅ…ふぇッ…グス。泣いて…ない…よ?ごめんね。」


桃は涙を拭いて遠藤くんを見上げた。身長が低いため顔を見るには上を見るしかない。

拭いたといっても目には涙を溜めている。上目遣いでウルウルしながら遠藤を見上げてくる。