あー

実は俺も

好き…


だからさ

こちらこそ

よろしく…




私夢でも見てるのかな


顔を上げると


あなたはニッコリして


“付き合ってください”


そう言った



嬉しくて

涙が溢れて

言葉が詰まって

出てこなかった


『よろしくね』


頬を紅く染めた

あなたの大きな手のひらが
私の頭を優しく撫でた