「遠藤先生、可哀想でしょう?」
「遠藤ちゃんのためかよ~」
そりゃそーだ。
紫乃が俺のために教えてくれるハズなかったんだ。
……トホホ
「ほら、どこからわからないの?」
「最初から」
「……殴るわよ?」
「紫乃酷すぎだって!」
「遠藤先生が怒るのもわかるわ」
「んだよー
やる気になってるヤツになんてことゆーんだよ」
「あなたはやる気になるのが遅いの」
紫乃のゆってることは間違ってねーけど、いちいち傷付くよな。
仕方なく数学のプリントに視線を移す。
ん?
なんだこれ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…