「浅丘っちずりぃ!俺らも乗せてよ!」 「駄目に決まってるべ。俺は道具運んでんの。」 京ちゃんはあっさりかわされた。 「先生!小那美が足くじいて歩けないみたいなんだけど、乗せて?あたしも付き添うから!」 愛羅が言った。 え? あたし靴ずれしただけなんだけど? 「先生…っ」 あたしが言おうとしたら、愛羅は鋭く睨みを利かせた。 あたしは蛇に睨まれた蛙のように黙るしかない。 「本当か?」 「はい…。」 あたしはうつ向いて返事をした。