桜を眺めて、二人で話した。 慧とゆっくり話すのは、いつぶりだろうか。 「昨日は楽しかったか?」 慧に聞かれて、素直に「うん。」と答えた。 あんなにはしゃいだのは久しぶりだった。 「菜緒は頼りがいあるし、京輔は一見チャラくてウザイけど、優しい奴だから。」 あたしは頷いた。 慧は目を細めて笑う。 「愛羅も見た目と全然違ったよな〜。」 「そう!あの大食いにはびっくりだよね!」 なんだか、今日は慧の隣が心地好い。 慧の優しさに心が緩んでしまうんだ。