次々と自己紹介が進んでいく。 俺の斜め前の女が挨拶を始めた。 「出席番号28番 鈴木 愛羅です。よろしくお願いします。」 「マジか!?すげぇ美人…!!」 透き通るような白い肌に、綺麗に巻かれた茶色の髪、大きな瞳に、化粧が決まっている。 彼女は明らかに異質な光を放っていた。 確かに噂に聞いた事はある。 鈴木って美人な女がいると… 俺って、来るもの拒まずだけど、自分から追うことはないから気づかなかったな。 「愛羅ちゃんって呼んでいい?俺も鈴木だからさぁ!」 俺も営業用の顔で話しかけた。