「ってか、みんな鈴木だな!」 「本当だね!血縁関係なんてないのにね!」 不思議な縁もあるものだ。 まぁ、日本一多い名字だからね。 「俺とお前は関係持ってるでしょ…」 耳元で囁かれ、背筋がゾクってした。 反射的に鉄拳をお見舞いしてやった。 「変な言い方しないでよ。」 「…お前、バスケ部辞めて空手部入ったら?」 頬を抑えて奴は言った。 コイツも鈴木だっけ。