「…ハァ……ハァ…ハァ…」 ――ガクッ 「もう、終わりにしろや これ以上したらお前が壊れるぞ」 倒れてる俺を、響はそう言って助ける お前やって立ってんのもしんどいくせに なんやねん…!! 「おい、健 大地を組に見つからんように連れてけ そろそろオッサンらぁ(教師)に見つかる」 「わかりました」 「…んなもんいらん!!!!」 パシッと響の手を振り払って、重い体を起こす ケンカ相手に情けなんてかけられたくないわ!!!!