気付かん内に流れてしまっていた、一粒の悲しい気持ち…
こんなにも、裕芽が好きやったんやな…
想いだけが大きくなるばかりや…
けど決めたやんけ…響に託すって
アイツなら大丈夫やって…
「…はぁ…、アカンな俺は…」
パタパタと空を飛んでいく、数羽の小鳥
…俺、裕芽以上の女に出会えるんか??
つーか、諦められるん…??
…でも、まずは明日、裕芽に笑顔で挨拶することから始めよう
諦められるよぅになるんは、もうちょいかかるわ
恋愛って、そんなもんやんね??
ゴシゴシと涙の跡を拭く
「うしっ!!」
大丈夫や、俺!!
頑張れるって!!
てか、断言しといたろ~
絶っ対、アイツらより幸せになってやるんやからなー!!!!
見とけよー!!!!
③優 △EnD▼


